吉原実氏「佐久間盛政と弟たち」
2015年 05月 24日
吉原実氏「佐久間盛政と弟たち」
石川郷土史学会の月例研究発表会が5月23日(土)、県立図書館で開かれ、吉原実さんが「佐久間盛政と弟たち」と題して、発表しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
佐久間盛政といえば、柴田勝家配下の武将として、加賀の一向一揆平定後、金沢御堂に入り、金沢城と名付けたといわれますが、その盛政の弟・安政の子孫という吉原実さんは、概略次のように発表しました。
◇佐久間盛政は、柴田勝家の妹を娶った佐久間盛次の子で、4人兄弟だった。弟は、安政、勝政、勝之。
◇安政は、関ヶ原の戦いで東軍に属し、その戦功により、近江国高嶋郡(現滋賀県高島市)の内に加増を受け、一万五千石を領し、大名に列した。
◇安政は、のち、大坂の陣の戦功により、信濃国飯山(現長野県飯山市)に一万石の加増を受け、三万石となり、飯山藩の藩祖となった。
吉原さんは、さまざまなエピソードを交えながら、このように発表しました。
なお、次回は6月27日(土)、村本外志雄さんが発表する予定です。