野村昭子氏「西郷隆盛の盟友 有村俊斎(海江田信義)」
2018年 06月 23日
野村昭子氏「西郷隆盛の盟友 有村俊斎(海江田信義)」
石川郷土史学会の月例発表会が6月23日(土)、県立図書館で開かれ、野村昭子さんが「西郷隆盛の盟友 有村俊斎(海江田信義)」と題して発表しました。
◆嘉永4年(1851)、俊斎は西郷、大久保らと「精忠組」を結成する。
◆次男の雄助、三男の次左衛門は、のちに桜田門外の変に関与することになる。
◆文久元年(1861)、日下部伊三次の養子となり、松子と結婚、海江田姓を名乗る。
◆文久2年(1862)、藩主・島津久光に従い、供頭として江戸から鹿児島に向かう途中、生麦事件に遭遇する。
◆江戸城の無血開城にあたり、俊斎は江戸城管理の責任者となる。
◆俊斎は、明治維新の勲功により、子爵に叙せられる。
野村さんは、有村家の子孫の方と北陸学院高校時代に同級生だったそうです。